パウル・クレー展に行ってきました
国立近代美術館で開催されているパウル・クレー展 ― おわらないアトリエー を観に行ってきました。
普通○○展というと、その作家の作品をつらつらと展示しているだけですが、今回の展覧会の特徴はクレーの絵画の制作手法について作品を例示して解説しながら展示していることです。
私も今回初めて知ったのですが、クレーは別名“実験の画家”と呼ばれており、本当に様々な手法を用いて絵を描くことをトライしたみたいです。例えば、普通絵画と言えばキャンバスに描くものと思いがちですが、クレーの場合新聞紙、封筒、合板、布・・・、作品よっては下の記事が透けて見えるものがあったり、敢えてしわくちゃにしてそのしわのより具合を活かして作品を作ってみたり・・・。その他にも、一度完成した作品を切ったり貼り合わせたり、ひっくり返したり、油絵の具と水彩絵の具を組み合わせて使ったり、パレットを使わずにキャンパス上で絵の具を混ぜ合わせたり、とやりたい放題という感があります。
asahi.comの記事では「会場を巡ると、アトリエ(工房)より、むしろラボラトリー(実験室)という言葉のほうが似つかわしく感じられる。」と書かれていますが、まさに彼の実験的精神、新しい試みをしようとする精神が感じられました。
*クレーの絵本:これはクレーの絵に谷川俊太郎氏が詩をつけた絵本です。これに三善晃氏が曲をつけた合唱曲があり、私はその曲でクレーを初めて知りました。
パウル・クレーについてもっと見たい方はこちらをどうぞ
普通○○展というと、その作家の作品をつらつらと展示しているだけですが、今回の展覧会の特徴はクレーの絵画の制作手法について作品を例示して解説しながら展示していることです。
私も今回初めて知ったのですが、クレーは別名“実験の画家”と呼ばれており、本当に様々な手法を用いて絵を描くことをトライしたみたいです。例えば、普通絵画と言えばキャンバスに描くものと思いがちですが、クレーの場合新聞紙、封筒、合板、布・・・、作品よっては下の記事が透けて見えるものがあったり、敢えてしわくちゃにしてそのしわのより具合を活かして作品を作ってみたり・・・。その他にも、一度完成した作品を切ったり貼り合わせたり、ひっくり返したり、油絵の具と水彩絵の具を組み合わせて使ったり、パレットを使わずにキャンパス上で絵の具を混ぜ合わせたり、とやりたい放題という感があります。
asahi.comの記事では「会場を巡ると、アトリエ(工房)より、むしろラボラトリー(実験室)という言葉のほうが似つかわしく感じられる。」と書かれていますが、まさに彼の実験的精神、新しい試みをしようとする精神が感じられました。
*クレーの絵本:これはクレーの絵に谷川俊太郎氏が詩をつけた絵本です。これに三善晃氏が曲をつけた合唱曲があり、私はその曲でクレーを初めて知りました。
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