世界一やさしい行動経済学の教室
「世界一やさしい行動経済学の教室」という本を読みました。
知っている人もいると思いますが、行動経済学とは経済学に心理学の要素を加えたようなものです。従来の経済学では人間は全ての場面において合理的に行動するという前提で議論をしていたのですが、実際はそんなことはなく感情(=つまり心理学の扱う分野)によって行動は左右されます。その合理的でない感情によって左右される部分を加味して経済を解析しようというのが行動経済学になります(私なりの勝手な解釈です。興味ある人はちゃんとした本を読んでください)。
典型的なの例は同じ金額でもちょっと条件が違うと受け取る側の心理状態が違ってくる話で、同じ5000円の商品が元々5000円のものと1万円の商品が半額で5000円といった場合、後者の方がお得感があって思わず買ってしまう、といったことです。
この本で面白かったのは論文の納期の話でした。先生が学生に論文の執筆をさせる前にいつ頃までに書き上げられるかその期間を予想してもらい、その上で作成してもらい実際に作成に掛かった期間を比較しました。その結果、予想に対し、実際の論文作成期間は1.6倍長かったそうです。
・・・というわけで人間は納期をどうしても甘く見積もってしまうものらしいので、皆さん仕事の納期や計画はできるだけ余裕を持った計画を立てるようにしましょう。
行動経済学についてもっと知りたい方はこちらをどうぞ
知っている人もいると思いますが、行動経済学とは経済学に心理学の要素を加えたようなものです。従来の経済学では人間は全ての場面において合理的に行動するという前提で議論をしていたのですが、実際はそんなことはなく感情(=つまり心理学の扱う分野)によって行動は左右されます。その合理的でない感情によって左右される部分を加味して経済を解析しようというのが行動経済学になります(私なりの勝手な解釈です。興味ある人はちゃんとした本を読んでください)。
典型的なの例は同じ金額でもちょっと条件が違うと受け取る側の心理状態が違ってくる話で、同じ5000円の商品が元々5000円のものと1万円の商品が半額で5000円といった場合、後者の方がお得感があって思わず買ってしまう、といったことです。
この本で面白かったのは論文の納期の話でした。先生が学生に論文の執筆をさせる前にいつ頃までに書き上げられるかその期間を予想してもらい、その上で作成してもらい実際に作成に掛かった期間を比較しました。その結果、予想に対し、実際の論文作成期間は1.6倍長かったそうです。
・・・というわけで人間は納期をどうしても甘く見積もってしまうものらしいので、皆さん仕事の納期や計画はできるだけ余裕を持った計画を立てるようにしましょう。
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