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電子出版の未来図

「電子出版の未来図」という本を読んでいました。紙の出版に対し電子出版側の人間がどう考えているのかを知りたくて読んでみました(そういえば震災前までは某T大の名誉教授初め盛んに紙の出版はなくならない、大丈夫だ、みたいな論調を繰り広げていた方々がいました。何を主観的で自分勝手なことばっかり言っているんだ-、と私は思っていたのですが、今はすっかりなりを潜めてしまいましたね。その馬鹿な論調に乗っかる人も馬鹿だと思いますが。評論家のような人たちは、勝手なことだけ言って自分たちで責任を取りませんから、そういう人たちに振り回されないように注意しましょう。)

著者は立入 勝義(たちいりかつよし)さんというブログ作家、ソーシャルメディア・プロデューサー、ジャーナリスト、翻訳家、と多彩な肩書きを持つ方です。電子出版側の人が書いた本なので、電子出版の可能性や日本の市場ではこういうことをすべきという提言が書かれていました。はっきり言って、紙の出版物の話は全く出てこずに相手にしていない、ということがよく分かりました。

本の中にも出ていているのですが、日本国内の出版業界は種々の事情によりまだ電子出版が普及していないのが幸いして、紙の出版物がまだまだ激減していませんが、遅かれ早かれ状況が変わるのは目に見えています。早々に情報伝達媒体以外の部分での紙の用途開発や新事業を確立すべきと感じました。




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Author:中年サラリーマンお父さん
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