大王製紙前会長 井川意高の本
今週は「熔ける 大王製紙前会長 井川意高の懺悔録」という本を読んでいました。誰の本かはタイトルを見ればわかると思います。
井川意高さんは私と同じ歳なので大王製紙の役員をされている頃から注視していました。社長になってからは特に業界紙のインタビューなどで頻繁に取り上げられていましたので、どういう考えを持って経営に当たっているのかよく読んでいました。従来の業界の慣習に捉われず新しい方法を取り入れること、きちんとマーケティングを行いその数字に基づいて営業戦略を練ること、今後伸びると予想されるおむつなどのヘルスケア部門に軸足を移すこと、その際に製紙業界ではありえないほど広告宣伝費をかけてブランド構築を行ったことなど、経営者としては非常に優れた方だと思います。
この本では、前半部分は冒頭部分を除けば、本人の生い立ちから始まって大王製紙に入りどういう経営をしていったかが記されており、ビジネス書としても面白く読めました(私も彼のように、部下に厳しく当たらなければ)。個人的にはこの部分をもっとふくらませて書いてくれるとありがたいのですが、それでは売れないのでしょうね。後半部分が、世間的に取り上げられている芸能界の誰それと何何したとか、カジノでのバカラの話、検察の調査から逮捕される当たりのはなしです。そこら辺は、半分部すっ飛ばしました。
仕事の関係だけ抜粋して、ビジネス書としてもっと詳しく書いてくれたら良いと思いました(もっとも、それではそんなに売れないかもしれませんが)。
*これは井川さんがブランド戦略で立ち上げたものです。
井川意高さんは私と同じ歳なので大王製紙の役員をされている頃から注視していました。社長になってからは特に業界紙のインタビューなどで頻繁に取り上げられていましたので、どういう考えを持って経営に当たっているのかよく読んでいました。従来の業界の慣習に捉われず新しい方法を取り入れること、きちんとマーケティングを行いその数字に基づいて営業戦略を練ること、今後伸びると予想されるおむつなどのヘルスケア部門に軸足を移すこと、その際に製紙業界ではありえないほど広告宣伝費をかけてブランド構築を行ったことなど、経営者としては非常に優れた方だと思います。
この本では、前半部分は冒頭部分を除けば、本人の生い立ちから始まって大王製紙に入りどういう経営をしていったかが記されており、ビジネス書としても面白く読めました(私も彼のように、部下に厳しく当たらなければ)。個人的にはこの部分をもっとふくらませて書いてくれるとありがたいのですが、それでは売れないのでしょうね。後半部分が、世間的に取り上げられている芸能界の誰それと何何したとか、カジノでのバカラの話、検察の調査から逮捕される当たりのはなしです。そこら辺は、半分部すっ飛ばしました。
仕事の関係だけ抜粋して、ビジネス書としてもっと詳しく書いてくれたら良いと思いました(もっとも、それではそんなに売れないかもしれませんが)。
*これは井川さんがブランド戦略で立ち上げたものです。
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