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病気療養中のI.A.さんが退職することになりました

病気療養中のI.A.さん(以前書いた昨年末に退社したIさんとは別人)が結局2月いっぱいで退職することになりました。まだ二年目なのに残念です。彼女はおなかに腫瘍ができて昨年6月に手術して一度会社に復帰したのですが、体調が優れないということで自宅で療養していたものの、結局辞めることになりました。
 
私の会社の規定では、同一私傷病による欠勤は入社3年目までの社員は通算で6ヶ月(その間は80%給料が出ます)、その後18ヶ月の休職が認められています。人事部が配慮してくれて、手術原因の腫瘍とその後の体調不良は別の病気としてくれたので、彼女の欠勤期間は4月中旬まで、その後休職期間は来年の10月中旬までになり、まだ退職しなければならないリミットまで十分余裕がある中での退職です。
 
当然ながら私や上司(所長)、人事部ともに会社のシステムとして認められている猶予期間がいっぱいあるので、ここで辞めることなくのんびり治していけば良いよ、と慰留したのですが彼女の「辞めたい」という強い希望により退職することとなりました。
 
理由としては、体調不良の原因が良く分からない中で、「休んでいるのに給料をもらって会社に悪い」「早く会社に復帰しなければ」というプレッシャーがあるので、これがストレスになっているのでそれを除きたいということでした。こちらとしては、「それは会社の規定なので気にせず治療に専念する」、あるいは逆に「そのプレッシャーをばねに早く治すべく頑張る」ということを考えてもらいたかったのですが、真逆の結論になり非常に残念に思っています。
 
そこら辺の思考の流れが良くわからないのですが、何かすごくネガティブになっている様に感じました。病気だから当たり前といえば当たり前なんでしょうが、そういったことからメンタルクリニックの受診を進めても拒否られるし・・・。こういったことの対応はなかなか難しいなというのを実感しました。

 また、体調が戻った後の仕事をどうするかということについても(休職にしておけば会社に復帰できる)、何とかなると考えているみたいで、このご時勢で早々再就職先があると思えないんですが、そこら辺も良く分かりません。

 とにかく色々と考えさせられる事件でした。
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中年サラリーマンお父さん

Author:中年サラリーマンお父さん
某メーカー研究所に勤めるサラリーマンです。

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