ユダヤ人の禁忌品って何?
部下のS君が私のところに来て質問
「ユダヤ教の禁忌品て何だか知っていますか?」
「は?」
欧州事務所のY君からS君にメールで問い合わせがあったらしい。お客さんから当社の製品にそういうものが入っていないか聞かれているそうです。再度聞いてみると、当社の製品がヨーロッパ内を巡っているらしい。最終製品ではないので、当社が出したお客さんのところで加工され、そこのお客さんに出され、さらにそこで加工されて次のお客さんに出され・・・、ということをしている内に幾つものお客さん、何カ国も経由して最後にイスラエルに到着したらしい。イスラエルといえばユダヤ教の国で、ユダヤ教は戒律が厳しいことから、こういった問い合わせになったとのこと。うちの製品もいろんなところに出ていて、正にグローバル化しているな・、と思いました。
ところでユダヤ教の禁忌品について調べてみたところ、すごく大変そうですね。「カシュルート(食事規定)」というものがあり、これに即した食物「カシェル」しか食べてはいけないそうです。野菜類、果物類は全てOKですが、動物はひづめが割れていて反芻する動物だけで、牛、
羊、ヤギ、鹿など。豚・ラクダなどは不浄なので駄目。鳥は、鶏、アヒル、ガチョウ、七面鳥、鳩は食べてよい。水中の動物では鱗とひれのあるものだけ食べて良く、ウナギ、ナマズ、アナゴ、タチウオなど、鱗がはっきりしない魚は駄目、クジラ、サメもだめ。エビ、カニなどの甲殻類、イカ、タコ、貝類もいっさい駄目だそうです。許された動物でも、ユダヤ教の戒律にのっとり殺したもので、なおかつ完全に血抜きをしたものでなければ駄目だそうです。さらに、肉と乳製品をいっしょに食べることも禁じられているそうです。カシェルはユダヤ教の教師であるラビが、原料・製造方法・製造過程・製造場所などについて調査し、適格であると認めたものだけが認定され、調査は毎年行われるそうです。認定された食品には“K”や“U”のカシェルマークがつけられ、厳格なユダヤ教徒はこのカシェルマークのついた食品しか口にしないそうです。
食に対する戒律が無い(というか宗教自体にほとんどこだわりが無い)日本人からすると、すごく大変そうですね。
*参考URL
http://www.nissui.co.jp/academy/eating/02/eating_vol02.pdf
ユダヤ教について調べよう!
「ユダヤ教の禁忌品て何だか知っていますか?」
「は?」
欧州事務所のY君からS君にメールで問い合わせがあったらしい。お客さんから当社の製品にそういうものが入っていないか聞かれているそうです。再度聞いてみると、当社の製品がヨーロッパ内を巡っているらしい。最終製品ではないので、当社が出したお客さんのところで加工され、そこのお客さんに出され、さらにそこで加工されて次のお客さんに出され・・・、ということをしている内に幾つものお客さん、何カ国も経由して最後にイスラエルに到着したらしい。イスラエルといえばユダヤ教の国で、ユダヤ教は戒律が厳しいことから、こういった問い合わせになったとのこと。うちの製品もいろんなところに出ていて、正にグローバル化しているな・、と思いました。
ところでユダヤ教の禁忌品について調べてみたところ、すごく大変そうですね。「カシュルート(食事規定)」というものがあり、これに即した食物「カシェル」しか食べてはいけないそうです。野菜類、果物類は全てOKですが、動物はひづめが割れていて反芻する動物だけで、牛、
羊、ヤギ、鹿など。豚・ラクダなどは不浄なので駄目。鳥は、鶏、アヒル、ガチョウ、七面鳥、鳩は食べてよい。水中の動物では鱗とひれのあるものだけ食べて良く、ウナギ、ナマズ、アナゴ、タチウオなど、鱗がはっきりしない魚は駄目、クジラ、サメもだめ。エビ、カニなどの甲殻類、イカ、タコ、貝類もいっさい駄目だそうです。許された動物でも、ユダヤ教の戒律にのっとり殺したもので、なおかつ完全に血抜きをしたものでなければ駄目だそうです。さらに、肉と乳製品をいっしょに食べることも禁じられているそうです。カシェルはユダヤ教の教師であるラビが、原料・製造方法・製造過程・製造場所などについて調査し、適格であると認めたものだけが認定され、調査は毎年行われるそうです。認定された食品には“K”や“U”のカシェルマークがつけられ、厳格なユダヤ教徒はこのカシェルマークのついた食品しか口にしないそうです。
食に対する戒律が無い(というか宗教自体にほとんどこだわりが無い)日本人からすると、すごく大変そうですね。
*参考URL
http://www.nissui.co.jp/academy/eating/02/eating_vol02.pdf
ユダヤ教について調べよう!
クリス・アッカーマン: 人相はいかにもな悪人面だが、ユダヤ人のメディア王として有名な人物で、プレイボディ誌を創刊させ、映画や石油産業にまで手を伸ばしている億万長者。現在は引退しており、ニューヨークのハドソン郡に巨大な美術館を建造し、そこの ...
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