とんでもない医者に当たった経験(その1)
「孤高のメス-外科医当麻鉄彦-」を読破中と以前に書きました。これは以前ビジネスジャンプで連載していた「メスよ輝け!!」の小説版です。今度映画が公開されます(堤真一主演で6/25公開。他に夏川結衣、生瀬勝久、吉沢悠、中越典子、平田満などが出演)。原作者の大鐘稔彦氏は知る人ぞ知る著名な外科医で医療界の様々な問題点を指摘してきた方です。その方が書かれた話に相応しく、「孤高のメス-外科医当麻鉄彦-」でも医療界の問題点が色々と書かれているのですが、個人的に非常に琴線に触れたのは医者の腕の問題です。小説の中では、近江医大から派遣された野本という医師が典型なのですが、外科医として全然技術が無い為に医療ミスを幾度藻を起こした上でさらにそれを隠蔽すると言う酷い医者が出てきます。
これを読んで自分でも結構医者には酷い目にあっているので、そこら辺をつらつらと書いてみたいと思います。
最初は安易におなかが痛いと言ってはいけないという話です。
中学生の頃です。旧校舎から新校舎への移動があり、新しい教室をクラス全員で掃除していました。当時は子供も多かったので一クラス40人くらいはいたと思うのですが、人数に対し掃除用具が少なくて道具が何も無い私は手持ち無沙汰で暇をしていました。何もすることが無いのでどうせならサボろうと思い先生に「ちょっとおなかが痛いんですけど・・・」(実際ちょっと痛かったのですけど)と言って保健室に行き、ベッドで寝ていました。後から、先生が様子を見に来たのですが、当然おなかが痛いふりをします。その演技があまりに迫真のものだったからかどうかは良く分かりませんが、先生は大慌てで家に電話しお袋を呼び出してしまいました。こちらとしては今更引っ込みがつかず、そのまま「うーん、うーん」と唸っているとタクシーに乗せられて病院へ・・・。看護婦さんが耳からちょっと採血してなんか検査して終わると、先生(医者)が
「あー、白血球が○○とすごく増えていますねー。盲腸ですねー。すぐ手術しましょう。」
「はあ?!?」
分け分からないうちに、盲腸にされて手術されることになってしまいました・・・。
私はまったく痛くないお腹をさすりながら途方にくれるのでした・・・。
(その2につづくはず)
*「メスよ輝け!!」のマンガはこちら

*「孤高のメス」の小説はこちら

大鐘稔彦氏の他の著作も読みたい方はこちらをどうぞ
*「孤高のメス」の映画情報はこちらです
http://www.kokouno-mes.com/
これを読んで自分でも結構医者には酷い目にあっているので、そこら辺をつらつらと書いてみたいと思います。
最初は安易におなかが痛いと言ってはいけないという話です。
中学生の頃です。旧校舎から新校舎への移動があり、新しい教室をクラス全員で掃除していました。当時は子供も多かったので一クラス40人くらいはいたと思うのですが、人数に対し掃除用具が少なくて道具が何も無い私は手持ち無沙汰で暇をしていました。何もすることが無いのでどうせならサボろうと思い先生に「ちょっとおなかが痛いんですけど・・・」(実際ちょっと痛かったのですけど)と言って保健室に行き、ベッドで寝ていました。後から、先生が様子を見に来たのですが、当然おなかが痛いふりをします。その演技があまりに迫真のものだったからかどうかは良く分かりませんが、先生は大慌てで家に電話しお袋を呼び出してしまいました。こちらとしては今更引っ込みがつかず、そのまま「うーん、うーん」と唸っているとタクシーに乗せられて病院へ・・・。看護婦さんが耳からちょっと採血してなんか検査して終わると、先生(医者)が
「あー、白血球が○○とすごく増えていますねー。盲腸ですねー。すぐ手術しましょう。」
「はあ?!?」
分け分からないうちに、盲腸にされて手術されることになってしまいました・・・。
私はまったく痛くないお腹をさすりながら途方にくれるのでした・・・。
(その2につづくはず)
*「メスよ輝け!!」のマンガはこちら

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