トラックバックテーマ 第969回「好きな童話・絵本は?」
こんにちは!トラックバックテーマ担当の加瀬です!今日のテーマは「好きな童話・絵本は?」です。最近は童話の本や絵本が、子供だけでなく大人にも人気が出てきており、書店に行った際も、昔懐かしい本が並んでるのをよく目にしますねいざ読んでみると、童話と侮る無かれ、感動したりハッピーな気持ちになったり、悲しんだり…。こんなにも色んな気�...
トラックバックテーマ 第969回「好きな童話・絵本は?」
「となりのせきの ますだくん」です。
クスクスあるいはニコニコしながら、あるいは「自分も昔こういうのあったなー」と思いながら自分の子供の頃あるいは自分の子供が小さかった頃を思い出しながら読める絵本です。
小学一年生の女の子みほちゃんは算数もなわとびもかけっこも苦手、給食も嫌いなものがある、おとなしい子です。そしてとなりの席のますだくんは、とっても元気で算数も体育も得意でおせっかい。みほちゃんに運動するように、給食の嫌いなものを残さないように言ってきます。お母さんは、そんなますだくんを「とっても元気で親切な男のねー」とお気に入りですが、みほちゃんにとってはいじめっ子です。
そんなある日、みほちゃんは大切にしていた鉛筆を折ったますだくんとけんかします。次の日、みほちゃんは学校に行くのがすごく怖くなります。
「今日学校行くの、やだな・・・きっとぶたれるんだ。お腹がいたくならないかな。熱が出ないかな。ドキドキ・・・」
けれど、校門で待ち構えていたますだくんが取った行動は・・・。
表紙から最後のページの前までますだくんは怪獣の姿で描かれています。そして、最後のページでようやく男の子の姿になります。みほちゃんから見るとますだくんは怪獣だったんでしょうね。
この本はシリーズもので、次からも“ますだくんと(の)○○”なんですが、そこではますだくんは元気な男のことの姿で描かれています。“1ねんせい日記”では、この鉛筆事件がますだくん側から見た視点で描かれています。みほちゃんの鉛筆を折ってしまったますだくんがどうしたら良いか悩む姿がとってもほほえましいです。



スポンサーサイト